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元気ですか。つらつらと書いてしまいました。 [日記]

2月の後半あたりからいろいろな行事や会議が中止や延期になって来ています。
わたしの身の回りでもさまざまなものが開催されないでいます。

いちばん最初は、2月18・19日に予定されていた「温泉説法」でした。これは参加するだけだったので「大変だなあ」で一応すみました。しかし準備している方は半年~1年以上前から期間や会場、テーマやコンセプト、ポスターや宣伝、だしものを考えたり練ったり練習したり、けっこう大変です。それを一ヵ月くらい前、まだコロナ禍が今ほど明確でなかった時に中止を決めてくれました。
それがわたしが経験した「中止」の最初でした。

その後は3月初旬の僧侶向けの研修会や一般向けの聞法会がつづけて中止になったり、全体の大事な会議も延期になりました。家族で行こうとチケットを買っていた3月中旬のアンパンミュージカルは8月15日の昼間に延期になっていけなくなり、学習会は中止、保育所の卒所式は卒所する人とその家族だけの参加となりました。

お寺の行事も、3月9日の婦人会報恩講(兼常例)と、23・24日の春季永代経が中止になりました。たぶんお寺始まって以来のことだと思います。「スペイン風邪」が流行った100年前にもお寺はこの地で、たぶん永代経をつとめていたのではないかと推測します。永代経を勤修していなかったとしても、常例はあったのだろうと思います。それを中止しました。

中止を決めて連絡のハガキを送った時は「ここまでする必要はあるのかな?」と半信半疑でしたが、その後、実施日が近づくにつれ、日本中そして世界中でどんどん感染が広がっていったし、学校も休校になったりしたので、妥当というか、そうすべきだったのだとわかっていきました。

毎年3月下旬に北海道中の浄土真宗本願寺派のお寺のこども会メンバを中心に呼びかけるリーダー研修会を開催しています。それも今年は中止になりました。わたしが子どもの頃にも参加していたもので、40年以上やっていますが、初めての中止でした。これもさみしかったけど、でも、一泊二日でゲームしたり勉強したり一緒にごはん食べたり、三つの密をしまくって親睦を深める行事なので致し方なかったと思います。

特別養護老人ホームのご厚意により、月一回「ビハーラ」という、傾聴活動+アルファの取り組みをさせていただいている、そのメンバの一人になっています。しかしこの状況ではちょっと難しい。再開を目指しつつ、今は休止しています。

今月に入ってからもいろいろな行事の延期や中止は続きましたが、4月9日の常例は、三つの密を避ける形式を模索して、なんとか開座できました。参加人数は少なめでしたが、ご法話を集まったみんなで一堂に会してライブで聞けるのはやっぱり嬉しいなと思いました。内容も大事だけど空間を共有することに意味が見いだされているなあ、と。でもライブ配信も模索していくべきだなと思いました。
 
3月のお彼岸の時、一堂に会して対面でご法話を聞くことが困難になって来たのを受け、スタジオからご法話をライブ配信するという試みが行われました。うちは今のところネット環境がそんなに良くないのでおそらくカンタンに上限に達すると思い視聴を見合わせましたが、画期的な取り組みとして、ネット上でかなり話題になっていました。今後のお聴聞の方向性に変化が現れるとしたら、今回のこれがまさに画期として記憶され記録されていくのだろうと思います。

4月と5月は、わたしが出向する予定だったご法座が中止になることが決まり、布教使としてはヒマをもらえる月となります。充電して勉学やお聴聞(Webや録画など?)に励んでいこうと思います。また、書かなければならないモノもあるし、やらなければならないコトも実はけっこう、見ないようにしてるだけでかなりあるのははっきりしているので、無理せず無理して整えていこうと思っています。

ご門徒さまのおうちへのお参りも、ちょっと今回は見合わせたいと思います、というご連絡をいただいた場合は「いやいやお伺いしますよ!」とは言わず「そうですか、こういう状況ですからね。お互い気をつけて過ごしましょう。お元気で。またご連絡くださいね。」と申して充電の時間を頂戴することにしています。

都会でテレワークが模索されてるということを農家の方と話していたら「うちはテレワーク出来ないからね」と仰ってました。GPSと自動運転機能のついたトラクタはまだそんなに普及してないようです。なおかつトラクタの整備やモノを運んだり設置したりするのはやっぱりヒトですもんね。そりゃそうですよね。

超宗派の僧侶が集まって、年に4回くらい、喫茶店のご厚意で「僧侶カフェ」という催し?傾聴?会話?の活動?をしています。それも今回は見合わせることになりました。ソーシャルディスタンシングをちょうど保たないくらいの距離感でお話する催しなので、これは致し方ないと覆いました。どこか広大な野原にベンチをたくさん点在させて、一つ一つのベンチの端と端に座ってお話するのなら良いのかな?とも思いましたが、それはちょっとコンセプトから離れた新しいイベントになりそうな感じがします。

とにかくいろいろ中止や延期です。お寺の運営会議も、委員全員で集まるとまったく「密」になると思うので、役員さんだけで集まって話して決めるようにして、それを承認してもらうか、はたまた役員さんにも集まるのを避けてもらって文書で話し合って決定していく方法をとったほうが良いのかもしれません。

いろいろなものが、今回の困難を境に、劇的に、ゆるやかに、変化して行くんでしょうね。「30年後の未来を思い描けますか?」というコンセプト会議みたいなのをやっていたとき、誰もが「ゆるやかにしかし確実に変化して行く」と無意識に思っていました。でも実際には「急激に確実に変化する」世界がここにありました。


人知の及ばないものの中で、それでもわたしたちは、右往左往しながら、おろおろしながら、ひいひい言いながら、一寸先は闇というか闇か光かさえわからないなあとぼやきながら、ヨロヨロと行くしかないんでしょうね。

とりとめのない文章で、ひさしぶりの更新でした。なんまんだぶ。

何か日常が劇的に変わったり、やっぱりしてますか。わたしは今のところマイナチェンジです。いつもより少し多めに本を読んだり子どもと遊んだり庭を掃除したり、部屋の抜本的な清掃にやっとのことで取りかかったりもしています。

では。なんまんだぶ。
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