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瓜生崇『なぜ人はカルトに惹かれるのか』法藏館 [本の感想系]

友だち?知り合い?が本を出しました。

瓜生崇
『なぜ人はカルトに惹かれるのか
 脱会支援の現場から』
法藏館
2020年5月10日
1600円+税

なぜ人はカルトに惹かれるのか  脱会支援の現場から

なぜ人はカルトに惹かれるのか 脱会支援の現場から

  • 作者: 瓜生 崇
  • 出版社/メーカー: 法蔵館
  • 発売日: 2020/05/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

「これで、迷わず生きていきると思った」
自らも入信脱会を経験した著者が、アレフ(オウム真理教)脱会支援を通して気づいた、正しさ依存症としてのカルト。
脱会とは、迷いながら生きていく勇気を持つことである。
(帯より)

まだ読了出来ていませんが、数ページ読んだだけで早くも名著の予感です。

著者は、大げさな言い方ではなく、現在の浄土真宗全体の活動の一部を確実に開始し、また支える活動をしてくれています。大きなところでは全国の浄土真宗のご法話の日程が登録・検索できるようになったのも、浄土真宗の宗派を超えたご法話の会・合同布教大会が開始されたのも、また、いろいろなお寺や団体で、カルトの問題や、カルトに限らない教義や教学や実践の研修会の幅や深度が増したのも、すべて彼の尽力があったからこそであると言えます。

その彼の、宗教的な興味や不安など原点と思える部分から半生の記録のように綴られています。個人的な体験とそのときの思いを赤裸々に具体的に語ることが、普遍的な課題を解く手がかりにつながっていく。

前著『さよなら親鸞会』(サンガ伝道叢書)を二回りも三回りも大きくした、ルポ的な本。

……なのだと思います。これからしっかり読みますが、早くも名著の予感です。(大事なことなので二度言いました。)

なお、発売元の法藏館さまから直接買うと、2020年5月末まで、送料・代引き手数料が無料です。こちらです。
http://www.hozokanshop.com/Default.aspx?ISBN=978-4-8318-8779-5

では、よろしくお願いいたします。

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