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華麗にスルー [法話]

カレーの調理法などに言及しつつのご法話でした。
2023年5月16日 妙法寺 あさまいり



カレーを調理するとき、ルウは細かくしないで入れても溶け方にそんなに変化がないそうです。「まさかそんなことが」と思ってやってみたら本当にそんなに違いはありませんでした。

……というところからのご法話でしたが、ちょっと言い過ぎているかもしれません。
ルウが溶けやすいのは「グツグツ煮えたぎっている状態」ではなく「少し冷めた状態」だそうです。だからカレーの箱の説明に「火を止めて入れる」と書いてあるんですね。
なので、煮えたぎっているところに細かくしたものを入れて溶かそうとするより、少し冷めたところに大きなままドボンと入れて説かすほうがよく溶けるとは言えますが、少し冷めたところに大きいのを入れた場合と細かくして入れた場合とをわたしは比較してませんので、それがどうなるかはちょっとわかりません。
今度やってみようと思います。

また、「火を止めてからルウを入れる」という説明の通りに調理していたのは「ルウには小麦粉が入っているので焦げる恐れがあるから、せめてぜんぶ溶けきってから火を入れた方が焦げる心配が少し減る」程度のことだと思ってのことで、温度が低い方がルウが溶けやすいと知ってのことではありませんでした。

しかしながら、火を止めてからルウを入れた方がカレーが美味しく早く出来るのは体感できています。

ご讃題は

仏智不思議をうたがひて
 罪福信ずる有情は
 宮殿にかならずうまるれば
 胎生のものとときたまふ
 (「正像末和讃」(79))

でした。

以上、疑うことと信じることについて、親鸞さまのご和讃を味わいつつ、カレーの調理法など、いろいろ考えながらのなご法話でした。

サムネイルは何となく「華麗にスルー」としてしまいましたが、内容とあんまり関係なくてすみません。(いちおう「わたしたちの努力をすべて華麗にスルーしてしまう阿弥陀さま」みたいな感じではあると思います。)
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