2021年5月9日のご法話（石田智秀）

2021年5月9日に妙法寺で開かれた常例法座のご法話です。
講師は石田智秀です。
カメラをもう少し寄せること・音質を良くすること・ファイルサイズを小さくすることを優先的に考えてやっているとこんな感じになりました。（画質が少し粗くなった。）
にさんち前にアップした動画と内容は同じです。
まだご視聴になられてない方は、もしよろしかったら、どうぞ。

『ブッダがせんせい』が！

今年（2021年）のコレ、冒頭（最優秀）の作文の冒頭に『ブッダがせんせい』（仏教伝道協会）が出てきました！

ダンマパダ（ブッダの言葉）の引用や意訳、その派生から出来た非常に平易で分かりやすい、とてもよい本で、お寺のこども会でも使わせていただいています！

以下に仏教伝道協会へのリンクを張ります。アマゾンでいま1000円ですが仏教伝道協会ではそんなにしません。220円？です。

http://bdksales.shop24.makeshop.jp/smartphone/detail.html?id=000000000132

阿部先生のご法話。おおむね信心について。

阿部先生のご法話です。

ところどころ半笑いだったり「ですます」が「だ」になったりしていて違和感があるかも知れませんが、全体を通してものすごくわかりやすいです。

浄土真宗の話って実はものすごく特徴があって一般的な価値観から少し離れた概念が出てくるんですが、その違いのようなものもしっかりわかりつつ、かつ、それでも自分の中にその違いのようなものを理解する力があることもわかるようになりながら聞けるから、結果、とてもわかりやすい話になっているように思います。（希望）

よろしかったら一緒にお聴聞しましょう。

チラシ案

先日から宣伝している「とかちののさまチャンネル」のちらし案です。
これで完成ではなく、これを見てみんなで意見出し合って改善して完成していくのだと思います。ご覧になったら、よろしければ何かご意見ください。（なおわたしは最終的な責任者ではありません。）
わたしとしては「完成した！」と思ったから部のみんなにも見てもらえるようにしたんですが、あらためて眺めて見てとりあえず「見たい！」を「見せたい！」に変えようと思っています。なぜなら、子ども向けの動画ではあるものの、子どもはスマホで何でも自由に見られるわけではなく、多くの場合は親など保護者のスマホで、保護者が見せたいと思った動画を見ることが多い（と思う）からです。
子どもにも大人にもアピールする動画と、チラシとでありたいです。
なんまんだぶ。

少し変えてみました。アドバイスくださった方、ありがとうございます。

そのまま救う阿弥陀さま

【法話　そのまま救う阿弥陀さま】

　わたしたちは普段から「正しく」あろうとして生きています。わざわざ間違ったことをしようとして生きている人は恐らくそんなにいません。でも、今日は一日ずっと正しいことばかりしていたと振り返ることも、一つも間違わなかったと思うこともありません。

　それでもわたしたちは平然と生きています。正しくあろうとして間違って、それをあまり気にせずに生きています。それどころではなく、家族や友だちの間違いを指摘したり、テレビなどで何かを派手に間違った人のことが報道されると、国民一丸となってその人を叩いて叩いて「のしいか」のようにしたりしてしまいます。

　かと思うと、ふとした時に突然、過去の自分の間違いを急に思い出して、自分は一体なんてことをしたんだろうと反省し始めたり、逆に、その間違いのきっかけを自分以外の誰かに押しつけようとしたりもします。

　正しく生きようとして、正しく生きられず、それを苦にたりしなかったり、突然に反省したり、自分が悪いんじゃないと思おうとしたり……。

　つまりわたしたちは、自分にも他人にも正しくあることを求め、それでもずっと間違い続けながら生きているのだと思います。

　では、そうやって間違いながらしか生きられないわたしたちが、何か確かな「正しさ」を見つけ出して、その「正しさ」をつかみ、それに基づいて「正しく」生きようとしたら（そしてそれを他人にも薦め、求め、結果的に押しつけたら）、どうでしょう。

　きっと、間違いながらしか生きられないわたしたちが見つけた正しさは、残念ながら、それほど正しくないのではないでしょうか。

　正しく生きようとして間違い続けるわたしたちの前に、わたしたちの考える善悪を超えて開かれているのが仏教です。

　阿弥陀仏の救いは「そのまま」の救いです。これは、「間違った！」と思っても「そのまま」突き進めということではありません。正しくあろうとして、間違って、より正しくあろうとして反省して、……でもまた間違ってしまう、そういうわたしたちを「そのまま」救うのです。

　わたしたちを導いて正しくしてから救う阿弥陀さまではありません。正しくあろうとして間違い続けるわたしたちだから、そのまま救う阿弥陀さまです。

（2020年にお世話になったとあるお寺の寺報用の原稿です。）

【動画】お寺あるある

とかちののさまチャンネル、新着動画のご紹介です。
広尾のお寺の「とかちのお寺あるある」です。
ご視聴＆よろしければ高評価お願いします。
そして、子どもと一緒に見たり紹介したりしてくださると嬉しいです。