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念仏者九条の会 全国大会 in北海道 旭川 [政教分離]

念仏者九条の会 全国大会 in北海道、旭川、に行ってきました。

昨日は、『靖国問題』などの著者もある哲学者・高橋哲哉さんの講演会と、高橋さんと、北海道で9条や平和問題関連の活動をなさってる本願寺派の僧侶二人と、お東の坊守さん一人とによるシンポジウムでした。
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「犠牲のシステム」ってことを高橋さんはおっしゃってました。ある人の利益のために別の人が犠牲になる、そういう「システム」がある、たとえば靖国神社、たとえば原発、たとえば日本の侵略。
大変に説得力がある。びっくりしました。わたし高橋氏は本しか読んだことがなかったんですが、いやあ、すごいですね。本を読んで、きっとガンガン言う感じの人だと思ってたけど、ぜんぜんそんなことなかったです。静かに、静かに喋る方でした。熱い内容なのに静かに喋る。だから伝わるんだなあと思いました。

シンポジウムも、高橋さんの「痛みの連帯は可能か?」というのを受けた内容に一応なりました。が、4人で議論、みたいなことには時間的な制約もあってなかなかなりませんでした。でも、大変によかったです。

懇親会も、いろいろ楽しかったです。全国大会なのでいろんな土地からいろんな人が来ていて、その活動を紹介してくださいました。すごかったです。

二次会は、よっぱらうと、わたしもそうですが、人の話をまったく聞かなくなるひとが結構いて、いま考えると大変に面白かったです。アレはなんでなんでしょうねえ。

ひさしぶりにラーメンを食べて眠ってしまった。太るなあ……


二日めの今日は、午前中は、空知太神社の違憲訴訟の原告でもある谷内榮さんの講演会でした。
大きな方です。熱い方です。信念の方です。すごいなあと思いました。
まだ続いている裁判なので、手伝いというか、支援は必要だ。そう思います。

午後は朱鞠内湖に行って、ダム工事で6年間で200人?とおっしゃっていたのか? なんか信じられないくらいたくさんの人がタコ部屋で死んだり殺されたりした、その事実が明るみに出た経緯や、それを知って、調査したり、土葬された方のお墓を掘り返してきちんと遺骨を日本や韓国の遺族に届けようとしたり届けたり、いまも日韓の大学生に呼びかけてワークショップしたりしてる、その説明を聞いたり、実際に現地に行ってダムや埋葬地や「慰霊碑」を見たりしました。
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衝撃でした。
位牌って、真宗ではあまり言わない。お骨も、もちろん粗末にはしないけど、お骨を信仰の対象にしてしまうようなのは、ちょっと違うという。でも、今回のコレは、位牌が残っていたからこそ事実が明るみに出た。お骨は信仰の対象ではないのだけど、でも、遺族の思いとか、いろいろあるから、大事にする。いろいろ、そういう面でもいろいろ考えさせていただいた。


わたしは今日で帰って来ましたが、明日は、旭川の護国神社で大きなお祭りがあるので、それを見学に行くそうです。空知太神社にも見学に行く。なんというか、わくわくします。神社のお祭りを見学に行って、あつくなって、妨害とかしちゃわないか、ちょっと心配な感じもありますが、でもみんな大人だし、冷静だし、大丈夫なのかなと思ったり、しております。

帰ってくる途中で、月蝕がたいへんキレイに見えました。何枚か写真をとってみました。
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ではでは。
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