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2005年6月26日(1) [伝道院(2005前期)]

 みっかめ。

 部屋に帰ってきました。今日は自分の限界をいっぱい自覚できたすばらしい日であります。日記もっと詳しく書くべきな気もしますが、今日はデスティニィやサクラのビデオを見なければならないしTVではプライドをやってるし、大変なので今日はこのくらいにして眠ります。明日は明日で整理しなければならないものも目白押しなので更新できるかどうか自信がありませんが、とりあえず明日頑張ればいいことにして、今日はこれで。すみません。いっぱいいっぱいです。


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2005年6月25日 [伝道院(2005前期)]

 ふつかめ

 二日目も滋賀県のお寺で布教実習でした。(わたしの布教実演試験が終了した時点で書いているので布教実習が遠い未来のような、いや過去のような、よくわからん感じになっています、という6月29日の21:50、自習時間@自室です。)

 二日目の会所は、近江八幡駅の南口からバスに揺られて約30分、そこから徒歩10分 ‥‥ なのですけれど、ご住職さまと坊守さまが車二台で迎えに来てくださってました。もし迎えに来てくださってなかったらわたしたち実演班と聴聞班はどうなっていたのか見当も付きません。カラ梅雨の炎天下、荷物を持って10分も歩けば誰でも日干し煉瓦になれそうでした。本当に本当に、迎えに来ていただいていて良かった。乗せて送って頂いた時にもお礼を申しましたが、でも今の方が良くわかります。本当に大変なことになるところでした。本当にありがとうございました。

 布教実演は、そのお寺の所属している組内の、各寺院の婦人会の方々が集まった研修会に於いて行われました。広い本堂に机がたくさん並べられていて、お寺の名前が書かれた三角柱(ヨコ置き)が机の上に並べられていて、そこに、各お寺の仏教婦人会代表が2,3人ずつ並んで座っておられました。5,60人はいらっしゃったと思います。そこでわたしたちは布教実演をさせていただき、引率・指導の先生にはそのフォロウの法話をしていただきました。

 座ってる時はどうということなかったんですが、立って話させてもらってるうちにものすごいいっぱい汗が出ました。汗を拭うのはあんまり作法としてよろしくないと思いましたが、でも尋常な量ではなかったので「北海道出身なので暑さには弱いのです」という言い訳をして拭かせていただきました。録音して来たものを聞いた感じでは、そこはみなさん笑って聞いておられて和やかです。

 実習生二人と先生の法話が終わってから、ご住職さまと、勉強会の関係で来られていたらしい組長さんから指導を受けることができました。昔、大津で臓器移植学会系の会合があったときの話や、本願寺派教団が賛否いずれかの公式見解を出しているわけではないことを言うべきだろうという指摘や、勉強会や研究会で脳死臓器移植の問題を考え続けることとご法話で話すこととは別だろう、こういう場ではこういう話はすべきでないかもしれないという指摘などを受けました。ありがとうございます。

 その後、バス停まで再び送っていただきました。本当にありがとうございました。バス停から30分くらいバスに揺られて近江八幡駅に到着、ちょっと休んで京都に帰ってきました。そして夕食をいただきながら本格的な反省会、その後、指導の先生が前日に着ておられたTシャツを買いに二条河端?あたりのお店へ連れてっていただいて、前述の「東西本願寺を結ぶ平和行動」の情報をもらいました。ごちそうさまでした。そして先生はホテルへ、受講生二人は寮に帰って来て寝ました。


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2005年6月24日 [伝道院(2005前期)]

 滋賀県にての布教実演いちにちめ

 2005年6月27日 18:00付記

 朝早くから実習に出かける人もいたけれど、わたしたちの班は11:45に駅集合だったので、ちょっとゆっくり出発しました。どのくらいゆっくりだったかというと、一人でお晨朝に出て、コンビニにゆっくり歩いて朝ご飯を買い、食堂で一人でいただいて、 ‥‥ なんていう、実習が始まったとは思えないほど牧歌的な午前中でした。

 しかし寮は11:00に出ないといけないので二人で出て歩き始めたら、指導の先生から電話がかかってきて、合流してスタバに行きました。(班について:班は伝道院生二人+指導の先生一人の三人構成が多いです。一班だけ伝道院生が三人で先生が一人でした。ちょっと大変そうだったけど大変さを逆手に取って楽しんでるっぽいところも見えて、すごいなあと思いました。)

 京都駅最寄りの地上の方のスタバで先生にラテなどをごちそうになっていたら、先生の眼鏡が突然壊れてあたふたしました。もちろん「なんと不吉な!」とは誰も言わないこの健全さを見よ! みたいな。

 わたしの班の一日目、一つ目のお座はお聴聞でした。この「お聴聞」は今年初めての試みなんだそうです。わたし伝道院来るの初めてなのでこういうもんだと思ってたんですけどそうじゃなかったんですね。法話をされる班の人たちと京都駅から一緒に山科へ行って、山科からタクシーで会所の寺院さんへ到着。会所寺院さんの庭では青い紫陽花が綺麗に咲いていて、そして山門には実演班の二人と先生の名前が張り出されていて、緊張を誘っていました。

 阿弥陀経さんのおつとめが終わってから布教実演が始まりました。その前にご住職さまが、きっとよかれと思っていろいろお話ししてくださっていたのですけれど、それが、実演班の二人にはものすごいプレッシャになってるみたいで、ちょっと気の毒でした。ご住職さまが何をおっしゃっていたのかはちょっと覚えてません。ただ、なんかねえ、すごかったんですよ。「若い人がこんなに勉強して、阿弥陀さまのことをお伝えせずにいられないっていうんですから、ありがたいですねぇ」みたいな感じだったでしょうか。ありがたいお話、兼、すっごいプレッシャ。

 でも、実演班の二人はすごくしっかりご法話をされていました。緊張の高まったそのピークで歌う!っていうのはすごいと思ったし、山門に咲いていた紫陽花の話がご法話にパッと出てきてびっくりしたし、お寺の名前をひゅっと自然に盛り込んで話が進んでいくのもすごいなあと思いました。

 実演班の緊張をそのままもらって、その緊張が実演の終了と同時に解けたので自分の実演も終わったような気がしてしまいました。間違いに気付くまでにちょっとかかった。流れ流れてタクシーで山科駅へ。山科駅から近江八幡に向かう、ホームの上。昨日掲示板にも書きましたが、喫煙所のすぐそばに人だかりがしていて、ちょっと異様でした。みんなカメラを持っている。班の友だちと先生と三人で「なんだろうね? きっと何かあるんだろうね、でもなんだろうね?」と言っている最中にも、さっきついた電車を降りたらしき人が脚立とカメラを持ってそっちへ歩いていく。

 そろそろ僕らの乗る電車が来るかな、っていう時に、別の電車が通過しました。貨物列車。ただフツウの貨物じゃなく、電車の新車を運んでました。先頭車両はディーゼルの青いやつ。そして荷物の車両には「こまち」って書いてありました。「へえ、こまちがこんなところを通っていくんだなあ」と僕らが思う、その同じホームの端では、鉄道マニアたちが一斉にカメラを向けている。

 その「こまち」が通過して、彼らはにこにこ話しながらどこかに消えていきました。思ったような写真がきっと撮れたんでしょうね。緊張と、緩和。メリハリ。世の中、これが大事なんですよね。うん。「してみると山科駅のこのスポットっていうのは、この線を通る列車を撮るのには良いって有名なところなのかもね」。

 そして近江八幡。すっかり体が疲れ切っているんだけれど、先生がぽつりとおっしゃる。「もう今日の法話実演が終わったような気がしてるけど、まだこれからなんだよね」。わたしたちの班は19:30から八幡別院でのご法話が、実習での第一回目の法話なのでした。

 ホテルに荷物を置いて、必要な黒衣や白衣、足袋などを持って会所に向かいました。なんか、全然緊張しない。疲れ切っている。 ‥‥ 最初は班の友だちが実演しました。まるで水を得た魚のように、非常に生き生きしてました。伝道院の朝夕の法話で見た彼とはまるで別人のようでした。すごいなあ、すごいなあ、と思っていたらわたしの番が来ました。わたしは実際に演題の前に立たせていただく直前に緊張が来たような気がします。蝉が鳴いている。20人くらいの人が私の話を聞いてくださっている。その前で私は脳死臓器移植と阿弥陀さまの話をさせていただきました。

 反省会では、「二人ともそんなに詰まってぴよぴよすることがなかった」というお話もいただけましたが、先生からは、わたしの法話に関しては、「日常とご法義が乖離していることを自明の前提としているような話ぶりだったが、それは違うだろう。〈自分の中では乖離している〉ということなのかもしれないが、それならそのように言うべきだろう」あるいは ‥‥ あれっ? メモがないぞ!? 「きみは思ったよりちゃんと声が通るんだねえ」と言って貰えたことは覚えていますが、でも指導内容をメモしてないってのはまずいんじゃないか俺。

 自分が何をしゃべったのかを把握するために録音しました。その手際や作法がわたしおかしくて、その注意をたくさん受けました。本堂は斜めに歩いてはいけなかったんですね。そんな基本的なことさえ知らないあほないしだであります。

 という一日でした。↑ メモはしてないようだけど直すべき所は直してから翌日のご法話に臨みます。アタリマエです、でも完璧になるとは限りません。相対的な話なのです。

 すみません。もう寮に行かないとまずいので、これ以降の日記は次の金曜夜か土曜日に更新します。なお、7月2日土曜日はわたしコレに参加します。

 東西本願寺を結ぶ
 非戦平和共同行動
 平和行進

 7月2日(土) 17:00 集合
 18:00 京都三条大橋下出発 → 四条河原町 → 円山公園(解散)

 という日程です。翌7月3日は、朝9:30からキャンパスプラザ京都でシンポジウムがあります。

 シンポジウム

 7月3日(日) 9:30~
 キャンパスプラザ京都(京都駅中央郵便局西)

 本願寺教団は今どこに立ち どこに向かおうとしているのか
 ~派兵・改憲情況の中で~

 そんな感じです。わたしは左胸に
 「非戦」、背中に
 「ころさない ころされない ころさせない」
と書いたTシャツを着て参加の予定です。とはいえ、そんなTシャツ着た人いっぱいだろうと思うの。もしよろしければ御一緒に。

 では、土曜日と日曜日の日記は、また後日。


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2005年6月23日 [伝道院(2005前期)]

 今日のメインの講義は「実習にむけて」というタイトルの講義です。でも本当のメインは引率の先生との顔合わせです(それは後述)。

 朝、お晨朝に行く前に受付をのぞいたら、ちょうどサッカーの中継を寮務さんが見ていて、それに便乗してみることができました。最後の最後に日本が一点入れたところだけ見られました。最終的に誰が詰めていたのかは未だにわかってませんが、俊輔がポストに当てちゃったのを誰かが流しこんだのはすっっごくキレイに見えました。っていうかなんていうかもうロナウジーニョのいるブラジルとやってるという事実にちょっとクラクラした。得失点差があったんだそうですが、でも、ブラジルとやって勝つなんて一生に一回あるかないかなので、ねえ。今のフルメンバは一回勝ってるからここ2年はないでしょう。でも折角だからジーコのいるあいだに一回は勝ちたいです。じゃない勝って欲しいです。一点めは取り消されていたというふうにもうかがっておりますが、見てなかったのでわたしは何とも。

 布教実習の引率の先生と顔合わせをしました。「二人ともお会いしたことがあるので、正直やりにくいです」とのことでした。こちらも同感です。でもこっちの方が多分ずっと気楽なんじゃないかと思う。

 荷物(なも)の準備ももうできた。

 いやいや。

 襦袢の中にシャツを着ることが義務化されているようなので、やっと今日ダイソーでランニングシャツを買ってきました。となりにカッターシャツも315円で売られてたのでそれも買ってきました。


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2005年6月22日 [伝道院(2005前期)]

 茶道入門。文書伝道・インターネット。

 午前中は茶道入門でした。伝道院生全員で藪内さんにおじゃましました。裏千家とか表千家とかありますよね、お茶。あれの一つで、早くからあった古式ゆかしい「藪内流」です。お茶まったく詳しくないので各流派で何がどう違うのかわからなくて残念でした。所作はしかし素人目にも、指導してくださった方は非常に落ち着いているように思えました。

 藪内の説明として、10年かもっと前にNHKの趣味系の番組で藪内さんが紹介されたビデオを見せていただきました。概略・入門としてとても有効だったように思えます。本願寺の飛雲閣で、家元が、うちの御門主に向かって何か特殊な点て方をされていました。めちゃくちゃ若かった。びっくりした。

 宝物のようないろんな建物もたくさん見せて頂きました。「わび」とか「さび」とかって、何となくどんなところにもまったくお金をかけないもののように思っていたんだけど、そうではなく、見えないところにわからないようにお金をかけている面もあるようでした。そういえば以前何かの展示会? 即売会? で見たお茶の粉を掬う小さなヘラのような器具が1000万円くらいしていた記憶もあります。そうでした。何か滅多に出回らないものから小道具を誂えたりするんでした。

 お茶も美味しかったし、お菓子も美味しかったです。雰囲気もとてもすばらしかった。40人で押しかけなければならなかったのが残念でした。非常に驚いたのは、寮から目と鼻の先で、洗濯をしに屋上に上がると近くに見えている小さな森が藪内さんだったことです。

 午後はインターネット・文書伝道でした。インターネットに詳しい人はいっぱいいるでしょう、という前提があり、単なるネット知識の伝達授業ではなく、文書伝道の面にこだわった講義でした。サイトよりもメーリングリストが今後は有効な情報伝達手段になるかも知れないとの意見も受けました。講師の先生は携帯に向けた情報伝達もしっかりなさってるそうでした。 ‥‥ お寺のブログというのもありなんだろうなと思いました。


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2005年6月21日 [伝道院(2005前期)]

 午前中は都市開教の話でした。都市開教っていうのは、本願寺教団が都市の核家族であるとか一人暮らしの若者であるとかに向けて考える伝道布教のことです。新宗教だけが布教をしてるわけじゃない。でも本願寺派の僧侶が街頭に立って「神よ! あのときの約束はウソだったのですか!」的なことを言ってるのは想像がつかない。っていうか真宗の僧侶が言うなら「神よ!」はないわな。

 本願寺教団って、江戸時代からこっち教団の中にいる人に向かってしか布教をしてこなかったんです。その結果として、教線の著しい減衰が内外から指摘されて久しい。どのくらい久しいかと言うと、まあたいしたことはない。大体ここ400年くらいですね。蓮如さんのときはかなり教線は拡大したんですけど、江戸時代の「宗門人別改帳」(宗門人別帳)以降、真宗その他の仏教教団は教線の拡大が不可能な状態になっています。

 もちろんやろうと思えばやれます。

 なんかいろいろ言いたくなってきたけれど今日のわたしは今日のわたしが思っている以上に酔っぱらってるっぽいので、もう寝ます。

 いや、寝ません。午後の講義の概略を。

 午後は、中途視覚障害の方と、その方がご法話を聞いて「この方のご法話を聞きにここのお寺に行ってみたい!」と思った、そのご住職さまとによるコラボ講義でした。すごく良い出会いをなさっているなあって思いました。まず電話でこのような会話があったんだそうです。

 ぷるるるるる。がちゃ。
 「はい○○寺です」
 「失礼ですが、ご住職さまでいらっしゃいますか? いまお時間よろしいでしょうか?」
 「はい住職です。どうぞ」
 「先日、○○というところでご住職さまのご法話を聞かせていただいた者です。今度そちらのお寺でご住職さまのお話になるご法座がつとまるとうかがったのですけれど、そのご法話を聞かせていただきたいんです。お寺におうかがいしてもよろしいですか?」
 「どうぞ」
 「実はですね、わたし目が見えないんです。よろしいですか?」
 「どうぞ」

 という会話があったそうなんです(石田による脚色・石田による伝言ゲームの失敗あり)。

 住職さんいわく(同イメージ)、「構えることはないと思うんです。こういう人だからこう、こういう人だからこう、って、わたしたちちょっと決めてかかってると思います。(それって淋しいことだと思います。)」

 構えることはないけれど、まったく関わりになれずにそのまま終わるっていうのは、ありえないと思うんです。構えることはない。ただ素直に聞かせて頂ければ良いと思うんです。

 眠い。おやすみなさい。


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2005年6月20日 [伝道院(2005前期)]

 下期の筆記試験がありました。非常に疲れました。100点を獲れたという自信のある教科は一個もないけど、まあまあ、でも赤点はないです、たぶん。教科はですね。朝から順番に、真宗教学の概論・真宗史・浄土三部経に聞く・本典に聞く、でした。いちばんしんどかったのはいちばん後のやつです。一切合切なんでも持ち込みが可能っていうのはつまりそういうことなのでした。いちばん解きやすかったのは ‥‥ なんだろう? どれでもないですね。

 夕方からバスで守口の夜間中学を訪問して、授業を見学させていただきました。すごかった。夜中に帰ってきたので風呂はあったけれど外出なし。試験が終わった日に外出なし=アルコールなし。こんなばかな話があるものかぁぁ。

 ええと。夜間中学というのは、戦争や差別、いじめ、不登校などで、義務教育での学ぶ機会を奪われた・持てなかった方々が、事後にもう一度学ぶ機会が持てるようにした画期的な学校のことです。

 学ぶべきモノを学び、受け取るべきモノを受け取って、それが楽しくて、こんなどこの馬の骨ともわからんようなわたしが見学に行っても、その楽しさ、嬉しさ、すばらしさを、本当に生き生きと語ってくださるんです。それがすごいと思いました。頭が下がるとかなんとかではなく、学ぶっていうことのすごさを思いました。昔読んだ漫画に「なあ伊福部。天才は一生成長するんだ」的な言葉があります。それを思いました。


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2005年6月19日 [伝道院(2005前期)]

■ かばん。

 今週末から来週にかけ24・25・26日と、布教実習で滋賀県の方にお邪魔させていただきます。時刻表調べ等々は私が久しぶりにジャンケンに勝ったので、実習での相方(二人一組で一班。それに指導の先生が一人つかれ、三人一組で移動します)がほぼすべてやってくれました。わたしは会所寺院さまに宛てて「お世話になります」という手紙を書いたり、指導の先生に「よろしくお願いします」という手紙を書いたりしました。原稿から手書きで清書も手書き、すっかりタテ書きがいたについた、気がしません。

 伝道院でおこなう班別の布教実演で2回、4日間で4回話すことが出来たご法話を、専任講師の先生からの指導や仲間からの感想・指摘などもふまえて書き直し、清書して最終原稿を作ったはずなんだけど、まあ、ね。まだ完璧じゃないんだよね。その「最終原稿」が先日、指導の先生のところに宅急便で届いたんだそうです。わたしのと、わたしの相方の原稿とにざっと目を通されたところでメールをいただきました。

 や、やっぱり最終原稿は完璧原稿ではなかった!( ̄□ ̄;)

 布教使さんになれたとして、今後そんなにいっぱい話が出来る身になれるのかどうかという問題はあるけれど、でも話すときには、例話としていろいろなことを話すわけです。そのときわたしはたぶん絶対的に、自分の興味のある話を引くにきまってるわけです。なので、今度の実習では、生命倫理系の話をご門徒さん方の前で実際に話させていただきたいと思っています。

 加えてもうひとつしたかったのは、アニメ系、マンガ系、ゲーム系、ヲタク系の、どちらかと言うと「萌え系」な話でした。布教の現場にはたしかにご高齢の女性が全国的に多いようなのですが、でも「開く伝道」という言葉があるように、門信徒の方に対してお話をさせていただくときと、そうじゃない時があると思います。たとえば萌え系の友だちや萌え系の友だちの友だちに何かご法義の話を伝えたいなと思ったとき、どうするか。ナウシカやさくらやクラナドなんかとご法義の話とは、まったく別個の問題である、としてあらためて話すことは容易です。でも別個にするのだけが方法ではないと思うんですよ。

 ‥‥でも萌え系は今回の3カ月間ではちょっと一応でも答を出すのが無理でした。

 えっと何を言いたかったのかな。そうそうかばん。実習に持っていくかばんを寮に持って行くの忘れないように、ということを思ってこのタイトルにしたのでした。

 とりあえず風呂が入ったので浸かってきます。それからまた書きます。

■ 歴史的なたてもの。

 土曜日の昼間、伝道院の受付で留守番をしていたら、壮年くらいの男性二人が「ちょっと建物を見せてください!」と言って入ってきました。土日は伝道院が休みなので中まで入って見てもらうことができませんでしたが、壁などの崩落防止の為に覆ってあるネットのちょっと中に入って見てもらうことはできました。いわく、昭和二年の伊藤某氏の設計?建築?によるとても由緒ある建物であり、昔はこの3倍くらいの大きさがあったんですよ! とのことでした。昭和二年ならあちこち無茶苦茶に傷んでいても仕方ないなあ。

 以前にも「建築の勉強をしているんです!」と言って学生さんが来たのを見ました。寮務さんにうかがったら、「見せてください!」と言って来る人は少なくないんだそうです。伝道院が開講中のウイークデーならば、見られないこともない、ようなことを聞きました。見せる為に立っている建物ではありませんが、興味のある方はどうぞ、と言って投げ出す石田です。

 風呂からあがりました。今日は夜中にコンフェデレーションズカップがあるんですね。ギリシアとやってそう簡単に勝てるとは思えないなあ。俺が応援しなきゃだめなんじゃないかなあ。などと言ってみる。

 ではでは。


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2005年6月18日 [伝道院(2005前期)]

 昨日は寮に泊まりました。今日は朝からお晨朝に参拝しました。満堂でした。今年伝道院の寮務をする予定で直前に別の就職が決まって九州に行った友だちに偶然、めちゃくちゃ偶然に会えました。びっくりしました。仲間が巡讃しました。緊張していたはずなのに、全然わからないくらい、すごくしっかりしてました。

 今日は寮の生活当番で放送が当たってました。それで9:00から15:00までずっと受付にいて、放送せんならんなん時間は『機動戦士Zガンダム』を見続けました。10話まで見ることが出来ました。リアルタイムで見てたときは気付かなくて今日心底からびっくりしたことには、エンドクレジットで流れるキャスティングでは「クワトロ・バジーナ」ではなくいきなり「シャア・アズナブル」って書いてあったんですね。

 寮から出て京都の部屋に帰ってきてます。指導の先生からメールが来ていて、ガッチリです。

 現在放送中のガンダムは見せ方が間違ってると思います。ここまで来たら都合の良いところだけあっちこっちから俯瞰すべきではなくアスラン方にのみ同化すべきだったのではないか。全部わからない方が面白いこともある。

 「ガンダムでスネ夫が叫んでる!」と思う人もいるんだろうかな。(ぼそ

 SEEDのあとはツバサを見ました。見ていて気になるのは、画面がどうもヨコ長サイズの作り方がされてる、まるで『ちょびっツ』な作りになってるように感じることです。

 ツバサの後のNHKみんなのうたで流れた『レレの青い空』をじっくり見ました。とても良い曲だと思います。こないだガスステーション脇を通りかかったときにもかかっていた『月のワルツ』以来の曲かなあと。

 おやすみなさい。ぶくぶくぶく。

 起きて少し修正してます。

 昨晩は眠る前に U20 の 2005 FIFA ワールドユース選手権を見ました。もどかしかったりしたけれど、一次リーグを突破できて本当に良かったです。


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2005年6月17日 [伝道院(2005前期)]

 午前は教義教学の講義でした。午後は伝道院にキリスト教のチャプレンの方が来られて、ホスピスケアのいろいろな実情、心もち、などについて講義をしてくださいました。

 前日の二人の講義と同じ路線だったのだけどこの方の講義は非常に聞きやすくて、いろいろ思いも寄らない刺激にも満ちていて、すごかったです。というか疲れていて失礼しました。

 途中、瀬名秀明の『ブレイン・ヴァリー』(『パラサイト・イヴ』直後の作品)の一場面を思い出すようなお話になりました。先生の話には説得力がある。そしてわたしは平生業成だ。わたしの意図とわたしの救いとは厳密には関係がない、というか何というか。死ぬ直前に地獄絵図を思い浮かべようが、阿弥陀さまと観音・勢至に菩薩のご来迎が殊更にわたしにわかるカタチでなかろうが、わたしの往生とは何の関係もない。わたしが事故で死んでしまうその朝に家を出るとき家族と喧嘩して捨てぜりふを遺していたとしても、「倶会一処」にはいささかのゆるぎもない。 ‥‥ 先生の話を聞きながらそれを思い「すごい!」と思いました。この教えはすごい。他の教えにもありがたい教えはいっぱいあるようだけれど、これはすごい。どなたかがおっしゃっていた、「宗教といえば真宗です、云々」ですね。

 ありがとうございました。 <(_ _)>


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