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公式参拝に今日もふと思う 1。 [政教分離]

 中国政府が年中言ってる「日本政府要人の靖国神社参拝反対!」は、単に「日本政府は公式にAクラス戦犯を敬うな!」という内容の言い換えに過ぎないような気がしてきました。

 たぶん中国政府は、靖国神社からAクラス戦犯が「分祀」されれば、首相もその他大臣も誰も彼も、ひょっとすると江戸城跡に暮らす人たちさえもが靖国神社に参拝しても「問題ないよ」という態度を取るんではなかろうか。

 (→ わたしにとっては信教の自由を蔑ろにされ続けることなので、政府要人による靖国神社への参拝はものすごく問題であり続けます、たとえAクラス戦犯が「分祀」されたとしても。)

 その一方で、例えば、「分祀」(仮定として)されたAクラス戦犯の行為全体を完全に「是」とし彼らを「顕彰」するための政府施設が出来たとして、そこに政府要人が参拝し出したとしたら、それはそれで今までのように問題視してあれこれ「外交カード」みたく切り出すんではないだろうか。

 もしそうなったとしたら、中国政府が年中言ってる「日本政府要人の靖国神社参拝反対!」は、単に「日本政府は公式にAクラス戦犯を敬うな!」というのの言い換えであり、むしろ真意とは違うことを言ってるような気がし始めました。

 靖国神社への参拝を一宗教法人への政府要人の参拝の問題と見れば、「政教分離」という問題、つまり内政問題です。なので「神社への参拝」を前面に出して問題視する態度を外国政府が取ったとしたら、それは内政干渉に当たるんではないかとわたしは考えます。かつ、内政干渉ってあんまり良くないことだと思っております。

 だから中国政府は要らぬ誤解を避けるためにも「靖国参拝反対!」と言わず「Aクラス戦犯を公式に敬うな!」的に言った方が良いと思います。


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