免許の更新。 [勉強系]
免許の更新をしました。
今まではゴールドの五年でした。しかし今回は去年の11月に交差点で事故をしたこともあり、そのようにはならないんだろうなあと思っていたら、
‥‥今まで通り、ゴールドの五年になりました。
講習も「優良」でした。
なぜなのだろう。なぜなのかしら。なぜなのでありますか。
新たな教本をもらいました。何年か前までは全国一律の、ちびまる子の絵の着いた本でやってたんだけど、それではおっつかなくなったんだそうで、今は北海道オリジナルの「知る・守る・励行する」という冊子をくれました。
これがとても良い。
全国版がどういう内容なのかは読んでないからわからんのだけど、北海道オリジナルの方は、北海道の道路状況その他の特徴がものすごくよく分析された上での本に仕上がってるように思いました。
全国平均との相違点を指摘されて、そこから分析した言葉を紡がれると、ものすごく説得力があるように感じられるわけであります。
‥‥具体的には、
「スピードが出すぎがちなのも無理がない」
「漫然運転になりがちなのも無理がない」
「夏から秋にかけて事故が多いのも理由のないことではない」
「春にスピード超過の事故が多いのも理由あってのことだ」
的な事実の指摘と、そのような事態を防止する為の策の紹介。
ならびに、相手あっての事故だから、自分がどれだけ安全運転してるつもりでも、向こうが対向車線からはみ出して飛びこんできたら事故になってしまうんだから、それを避ける為にどういう運転を心がけるのか? を考えてくれていて、すごいと思いました。
要は、対向車・道端を歩くお年寄り・子ども・自転車、すべての相手のことをとことん信用しないということが大事だということのようです。「信用しない」に語弊があるとすれば、「何かまちがいを犯すモノと考える」ということでしょうか。
なんと真宗的なんだろう、と思いました。
「石田さんは善人なんです。善人っていうのは、自分のことを冷静に分析したり次取る行動についてしっかり考えたりする余裕のある人のことを言うんです。そういう余裕がないときにも善人でいられるかというと、そういう保証はどこにもないわけです。何をしでかすかわからない悪人だというのは、そういうことなんだと思います」
みたいな指摘を、以前もらいました。
今日の講習でも(時間がない時間がないと始終喋り続けてたのには参ったが)、事故を起こしたくて起こす人なんてない、みんな起こしたくないのに起こしてしまうんだ、そしてその責任をどうやってとるか。遺族も加害者も、みんな本当につらいんだ。
人間はまちがいを犯す生き物なんだ。
そこをわかって運転しなければいけません。
ということになっていました。
自分はしっかりしているけれど対向車はまちがいを犯すかも知れない。自分はしっかりしているけれど自転車に乗ったあの子は飛び出すかも知れない。
そのように考えつつ。
自分がふだんぽーっとしていて、ときどきウインカーしまいわすれてそのまま走ってたり、ハンドル捌き不甲斐なくてフラフラしたりする、そのような自分であるのに事故らずに何とかなってるのは、周囲がわたしを「まちがいを犯すモノ」として見て、注意して走ってってくれてるからなんである、ということにほかならない。
などなど、思いつつ。眠いので今日は眠ります。
結構たくさんの文章を今日は書きました。ジャンルは生命倫理と政教分離でありました。メールとブログ。ろ、論文は石田さんどうなっちゃってんだろう。
ではです。
こんにちは。免許がゴールドで変わらなかったという話ですが,わたしも去年の10月に一時停止をしなかったと言いがかりをつけられ(?)白バイさんにつかまって,罰金を払ったのですが,その後3ヶ月間何も違反しなければ,「違反の記録はすべて消え,ゴールドもそのままだ」と言われました。1月まで無事だったので,半分どうでもいいと思いながらも,やっぱりほっとしました。どうも,最近はそういうことになっているらしいですね。
by okumi (2006-08-13 00:11)
okumiさん、こんにちは。ゴールドって、どうでも良いような気がするのに、なぜかとっても気になります。こういうジュバクみたいなモノ(どうでも良いけどやっぱりゴールドが良い、という思い)も安全運転に一応は寄与してるってことなんでしょうかね。
おそるべし、ゴールド。(いっそ全面ゴールド化。)
by chishu (2006-08-13 18:23)