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あのさあ。 [日記]

“自由貿易圏 国民的議論を”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101021/t10014742471000.html

菅総理大臣は、与党内で参加すべきかどうかで意見が分かれている、アジア太平洋での自由貿易圏の構築を目指す新たな協定について、「よくも悪くも黒船がやってきた」と述べ、政府としての対応を決めるには国民的な議論が必要だという考えを示しました。

21日夜、総理大臣官邸で開かれた「新成長戦略実現会議」では、アジア太平洋での自由貿易圏の構築を目指すTPP=環太平洋パートナーシップ協定がテーマとなり、日本の農業への影響について意見を交わしました。この中では、JA全中=全国農業協同組合中央会の茂木守会長が、原則として関税を撤廃するTPPに参加すれば国内農業が壊滅しかねないとして、反対の立場を表明しました。一方、日本経団連の米倉会長は、TPPへの参加は日本にとって必要だとしたうえで「農業振興へ経済界としても努力したい」と述べました。これを受けて菅総理大臣は「よくも悪くも黒船がやってきた。幕末に長州はいったん攘夷(じょうい)を掲げたが、最後には開国した。この問題は政治家だけで決められる問題ではなく、国民的な議論を高めることが必要だ」と述べました。政府は、来月に開かれるAPECの首脳会議に向けて、貿易の自由化に関する日本の基本方針をまとめる方針で、TPPについてどう対応するのかが焦点になっています。


 わたしら消費者をそんなにバカにしないでほしい。「安価だからといって安い外国産野菜や小麦や米や牛肉や豚肉を買いまくったら国内の農業が壊滅しかねない」という情報に触れたヒトは、多かれ少なかれその事実を脳裏に焼き付けるはずです。

 余裕のあるときは間違いなく高くても国産を買うようにしますよ、そうなったら。というか農協の店舗はそれできちんきちんとやっていけてる現状があります。農業が壊滅したら国が滅ぶなんてのは、誰もが素朴な生理的な思い込み?実感?体感農感?として持ってる部分だと思います。

 ダンピング並の衣料品店や100円ショップその他がこれだけ隆盛を極めているのは何が原因なのか。わたしらが「知らない」ことがいちばん大きいと思います。受け取る受け取らないは人それぞれだと思うが、でももっと信用して、「無関税になったら安い外国産野菜が入ってきます。それを買いまくったら日本国内の農業が壊滅します。政府は外交ベタなのでこの無関税状況を受け容れざるを得ないんですけど、だからこそコクミンの皆さんは自分のアタマできっちり考えて、国内の農業をなるべくだったら保護する方向で買い物してほしいと思ってます」的に中途半端ながらも情報開示してったら良いと思う。

 「何がいちばん大事か。うーん、お金も大事だけど、お金はいちばんじゃない。」

みたいなことをうすうすみんな考え始めてるんだから、農業交渉も、ニホンの政府の思い通りにならない感じになったら、国際連盟の時のように椅子を蹴飛ばして退出するようなことはせず、諾々と受け容れてからコクミンに呼びかけていけば良いと思います。なんせ条約締結能力は内閣にしかないんじゃなかったっけ。条約は結んだ後で国会に問うて「続行」「破棄」を選んでもらって進んでいくのがニホンのやり方で、それで100年ちかくずっと来てるのだから、そのやり方には何か利点があるのだと思います。

うちらの宗門で言えば、悪い政治家が大挙して押し寄せてきてわたしたちに「この条件を飲め」「この不利な状況を飲め」と言いまくるだけで終わった「公聴会」を鵜呑みにするようなことには、お互い、なるはずはないのですが、それでも「さるべき業縁のもよほさば」と親鸞聖人もお示しです。なにもどうもならないように注意したいです、と言いながら、だいぶ酔っぱらってるなあ、と思いながら書いています。

今日の日記のメインテーマは、

TVばかり見てたらバカになるぞえ。です。

ではでは。
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