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(パチンコ依存症を疑う方には) [時事ネタ系]

衝撃の告白。「わたしはパチンコが嫌いです。」
出玉PR禁止、パチンコチラシあの手この手
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110917-OYT1T00482.htm

 全国のパチンコ店で8月から、新聞の折り込みチラシやインターネットで「大創業祭」などの文言を使い、出玉をアピールすることが禁止された。

 警察庁が風俗営業適正化法の広告・宣伝に関する運用方針を見直したため。約400店がひしめき、九州一の激戦区の福岡県内では、チラシの裏面に社員のボランティア活動などを載せて集客に知恵をしぼり、業界誌は業態変更を迫られるなど余波が広がっている。

 福岡、佐賀両県で14店を展開するパチンコ店運営会社は8月、チラシの裏面に初めて、従業員の清掃活動を写真付きで紹介した。車内に残された子どもが熱中症で死亡する事故が絶えないため、別の会社は裏面すべてを使って「車内放置は大変危険です」と注意を呼びかけるデザインにした。旅情報や料理の作り方を載せる会社もある。

 警察庁は2002年に示した運用方針で、「モーニングサービス」や「甘釘」などいたずらに射幸心をあおる表現の使用を禁止した。だが、業界では近年、競争の激化から「特選台」や「天国調整」「店長おすすめ」、さらには「ゴロゴロ」などの隠語を使った規制逃れが横行。このため運用方針を見直し、チラシに書けるのは新機種を導入する「新台入替」の日時や設置機種といった「事実の告知」だけになった。

(2011年9月17日20時11分 読売新聞)

パチンコ依存症・ギャンブル依存症(俗に言う「中毒」症状)を疑う方には、

帚木蓬生
『やめられない ギャンブル地獄からの生還』集英社
密林 http://www.amazon.co.jp/dp/4087753956/
bk1 http://www.bk1.jp/product/03302135

溝口敦
『パチンコ「30兆円の闇」』小学館文庫
密林 http://www.amazon.co.jp/dp/4094083464/
bk1 http://www.bk1.jp/product/03069310

の2冊がおすすめです。

法律上、パチンコは「遊戯」であって「ギャンブル」ではないことになっていますが、「ギャンブル依存症」になる方の実に9割以上がパチンコがらみであることなどが書かれているのが前者。パチンコ依存症が引き起こすおそろしい現象にまつわるアッと驚く・背筋から凍り付くような体験談を読めるのも前者。

後者は、パチンコがまったくどうにもならないシロモノであることを、これでもか、これでもか、と教えてくれます。警察が絡んでいるから本当にどうしようもならなそうですね。それでもあなたパチンコしますか?という感じの本です。デタラメは一切ないんじゃないかと思える筆致です。

若宮健『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』祥伝社新書
という本もありますが、これは依存症に焦点を当てるあまり
他のことの調査や分析がガタガタなのであまりおすすめしません。
しかし、
浪人していた一年間に限っていえばわたしはまったく
ギャンブル依存症以外の何ものでもなかったと思うので、
その、「パチンコはだめ!」という情熱に限って言えば
この本は大好きです。
(でも、正直、情熱以外はだめな感じがします。)

上のほうの2冊は、すごくおすすめです。
脱却した方が良いのかな?と思い始めた方は、
これらの本を読んで、ぜひ脱却してください。
大きなお世話だバカモノ、と思う方は、さようなら。

しかし、もうけようと思ってパチンコをするというなら、
相当にヤバイと思います。
あんなでかい建物が建っていて、
莫大な広告料を払っていて(TVとかこういうチラシとか)、
あまつさえ従業員に高額の給料も払っているのだから、
理屈で考えて、総体としての客がもうかるはずがない。
それがわからないと言うのなら、それは大変にまずいと思いますし、
自分だけはもうけようと思ってやるのなら、
それも何というか、うーん、ちょっとまずいと思います。

なんせ、わたしはパチンコが嫌いなので、ハイ。
ただ、感情で嫌ってるからだけではなく、
ギャンブルじゃなく遊戯であるところからくる利権の構造とか、
どうしてこんなに手軽に駅前でギャンブルできるようにしてるのかとか、
そういうのに対しては
「それはまずいんじゃないか?」という危惧の方が勝ってます。

はい、ではです。

好きな方、どうもすみません。
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