中屋敷均『ウイルスは生きている』講談社現代新書 [本の感想系]
『ウイルスは生きている』読了。
「恐らく生命は様々なレベルで、様々な強さで生き物同士が、本来、繋がっているものなのだろう。少なくとも物質的には、誰も本当に「独立」などしておらず相互に依存し、進化の中では他の生物との合体や遺伝子の交換を繰り返すようなごった煮の中で、生命は育まれてきた。その生命の存在の様式は、あえて形容するなら、月並みではあるが、「生命の輪」とでも言うしかないもののように思える。」p.183
むちゃくちゃ面白かったです。
この本を読む前は漠然と「ウイルスは生き物である」と思っていましたが、読了した後では、「ウイルスは今まで思っていたのとはぜんぜん違う意味で、でも結局、生き物だったんだなあ……」と思うようになりました。
理系教授ということで、この人、森博嗣みたいに小説書かないかな…。 もう書いてるのかな…。
「恐らく生命は様々なレベルで、様々な強さで生き物同士が、本来、繋がっているものなのだろう。少なくとも物質的には、誰も本当に「独立」などしておらず相互に依存し、進化の中では他の生物との合体や遺伝子の交換を繰り返すようなごった煮の中で、生命は育まれてきた。その生命の存在の様式は、あえて形容するなら、月並みではあるが、「生命の輪」とでも言うしかないもののように思える。」p.183
むちゃくちゃ面白かったです。
この本を読む前は漠然と「ウイルスは生き物である」と思っていましたが、読了した後では、「ウイルスは今まで思っていたのとはぜんぜん違う意味で、でも結局、生き物だったんだなあ……」と思うようになりました。
理系教授ということで、この人、森博嗣みたいに小説書かないかな…。 もう書いてるのかな…。
コメント 0