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Nothing Compares 2 U [記念日系]

プリンスが亡くなったそうです。

プリンス・ロジャー・ネルソンさん。
ジ・アーティスト・フォーマリー・ノウン・アズ・プリンス。
ラブシンボル。
■(音読不能)

どうも、インフルエンザをこじらせたっぽい。

中3?くらいの時に渋谷陽一の『サウンドストリート』で
『I Would Die 4 U』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00448TX84/
を聞いてしまってからのファンです。時系列で追って説明して順番にかけてくれるというそれは丁寧なラジオ番組でした。わたし以外にもあれでハマった人は多いんでないかと思います。ビジュアルではなく純粋に曲から入れたのもとても大きかった。そして詩の紹介がとても良かった。「ぼくは君のために死ねる 君がその理由」。今思っても阿弥陀さまのようです。アルティメットまどかのようです。

高校1年生の時、本願寺派の派遣でカナダに行って、バンクーバーの商店街での自由時間に『パレード』を購入。歌詞カードが入ってなかったけど『マウンテン』の「レッツゴーフィッシング、インザリバー、リバーオブライフ」くらいは高1のわたしにも聞き取れたし、『サムタイムズイッツスノウズインエイプリル』の当該箇所もやっぱり聞き取れる。彼は発音が良いのだと思う。

『サインオブザタイムズ』は、良いアルバムだったなあ。
『バットマン』は、理解できるまでに5年くらいかかったなあ。

『パープルレイン』は、映画のVHSを見てびっくりした。何だこのストーリィ。でも音楽はすごい。こりゃ賞をあげなきゃ仕方がない。(でもそれで彼の生涯が狂わされることとなった。映像に関しては彼はほとんど才能がない。驚愕に値する。)

高2の修学旅行では渋谷のタワーレコードで『LoveSexy』を購入。何と言うジャケット。何と言う鬼構成(40分以上が一曲で収録されている)。

1990年に彼が札幌に来たときは浪人していたにも拘わらずライブに行きました。『グラフィティブリッジ』。「神は愛・愛は神」。橋の写真に日本語でもそのように書いてある。観客は少なかったけどパフォーマンスにはまったく影響がなかった。1991年に東京ドームに来たときは、1日めは客、2日めはバイトとして参加しました。留守電は『ハウスクエイク』をBGMにして収録。とてもよい出来だったと自分では思う。

その後、『kiss』がカバーされて大ヒットしたと聞いてびっくりしたり、『マニックマンデー』って良い曲だなあと思っていたら友だちが「でもこれって『1999』と同じじゃん」と言ったり、そういえば「むかし『ブラックアルバム』の海賊版をやっと手に入れて聞いてたら『ボブジョージ』でテープが裏返って逆回りになって「プリンス本当にすごい曲を作ったなあ!」って感動して泣きそうになって、やがてテープが動かなくなったものだ」と言っていた。

『エンドルフィンマシーン』がK1のオープニングに使われたり、ミスタードーナツに行ったらなぜかプリンスばっかりかかってることがあったり、シニードオコナーが歌ってる短調の『ナッシングコンペアーズトゥーユー』の方がプリンスがライブで歌ってる長調のやつより好きだったり、いろいろ、です。

イカ天の後番組のエビ天で、LoveSexyのLoveSexyにアニメを載せて作品にしてる人がいた。審査員が「この曲はすごいけど何?」と聞いて「プリンスです」「えっ?」「プリンスです」というやりとりがあった。フィルムのタイトルがLoveSexyだったのです。

名前が記号に変わったので、
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005HFSC/
仕方なく、嬉々として、当時使っていたメインでありオンリーでもあるマシンであったところの「ペン書院」でドット絵でその記号を完璧に描いたりもしました。拡大すると崩れた。

超絶美人な女性と結婚したり、胎内の子どもの心音をアルバムに入れたり、でも死産だったらしかったり、なぐり書きのようなアルバムを作ってしまったり、1枚ずつ60分ジャストの3枚組超大作を作ってしまったり、本当にいろいろあった方です。

彼の行為は「すべてが予想を超えている」という意味でのみ予想の範囲内でした。が、『ドアの向こうのカルト』という日本人のエホバ体験者・脱退者の本に何食わぬ顔で出て来たときにはさすがに驚きました。

岡村靖幸が「和製プリンス」と一時期呼ばれていて、聞いたら全然違っていて、「けっ」と思ったものです。が、その後カラオケで友だちが『イケナイコトカイ』を歌って「何コレすごい」と思ってじわじわファンになりました。岡村ちゃんはプリンスとまったく違っていて、彼は彼でとてもすごくて好きです。プリンスが好きっぽいのもとてもよくわかる。『どぉなっちゃってんだよ』なんてうまい。

去年、突然に『プリンス論』
http://www.amazon.co.jp/dp/4106106345/
という新書がでて、ちゃんと整理・研究されてるのを読んで、「ああ、変わらず頑張っているな」と思いました。というか「この著者すごいプリンス好きなんだな、いい人だな」と思いました。実際に熱烈なファンなのかどうなのかはわかりませんが、でも、ファンが読んでとても気持ちの良い本でした。

そんな感じで、アルバムはすべて持っている…… のだと思います。あんまり聞いてないのもあるし、結婚式では何もかけませんでしたが。

そうですね。いちばん聞いてるのは『パレード』だと思います。Z会の旬報でもパレードとサインオブザタイムズを大絶賛している人がいたな。懐かしい。わたしも何か投稿して載せてもらいたいなと思って、ウインクの線画を描いて送ったら掲載されてびっくりしたものです。大学に入ったら「その絵見たことがあります。あんな絵でも載るのかと思ってびっくりしました」と言われてまたびっくりしました。

何年か前のスーパーボウルのハーフタイムショーに出てきたのは録画しながら見ました。最初の5分くらいは映像と音声が合ってなくて残念でした。最初から雨降りで。あれはパープルレインのためのスーパーボウルでした。

去年、2015年に出たアルバムも結構よかったです。全体的に「プリンスのフツウのアルバム」という印象。中にめちゃくちゃキャッチーな曲が入っていました。ポップでキャッチー。すぐに口ずさめそうなフレーズ。超絶ポップ。そうです「ポップの王子さま」ですよね。

今年も、今月末、4月29日に新しいのが出る予定です。去年出したのの「フェイズツー」だそうです。
http://www.amazon.co.jp/dp/B01DMSHO78/

今日はランダム設定にしているカーステから、きちんと、はかったように、やるな、最大のヒット曲である『パープルレイン』が流れました。お参りに行く途中の運転中でしたし、泣きはしませんでしたが……。

ショックです。。。(>_<。)。。。

インフルエンザには、本当に気をつけよう。

Nothing Compares 2 U
http://www.amazon.co.jp/dp/B0046B10FI/

プリンス論 (新潮新書)

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  • 作者: 西寺郷太
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/09/17
  • メディア: 新書

パレード

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/05/25
  • メディア: CD

ヒット・アンド・ラン フェーズ・ワン

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  • アーティスト: @プリンス3eg,@プリンス3eg,@ジョシュアワールド,@ジョシュアワールド
  • 出版社/メーカー: NPGレコード
  • 発売日: 2015/10/09
  • メディア: CD

ヒット・アンド・ラン フェーズ・ツー

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: NPGレコード
  • 発売日: 2016/05/27
  • メディア: CD

プリンス/パープル・レイン [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD

ドアの向こうのカルト ---9歳から35歳まで過ごしたエホバの証人の記録

ドアの向こうのカルト ---9歳から35歳まで過ごしたエホバの証人の記録

  • 作者: 佐藤 典雅
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2013/01/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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