本気で夢想。 [宗教]
『Angel Beats！』というアニメがあります。現在全国的に放送中。北海道では地上波はなし。でもBS-11でやってます。っということは、つまり今いちおう全国で見られるようになってます。
企画して脚本を書いてるのは「麻枝准」（まえだじゅん）という人です。アニメやゲームの二次元的なモノに造詣の深い人でも、ジャンルが異なれば知らない人は知らない人だと思います。代表作は『AIR』『クラナド』『リトルバスターズ！』です。（みんなkeyという会社から出てる。一部アニメ化もされてます。）ましてや二次元がダメな人はまったく知らないでしょう。
っと。
共通項は「ギャルゲ」（女の子を後略していくゲーム。たいていは付き合うことがゴール）です。かつ、「泣きゲー」（やってるうちに泣いてしまうゲーム・泣くためにやってるような気が時々するゲーム）でもあります。
泣きゃあ良いってもんではないし、泣かないでも楽しめるのでこの呼び方も正直どうかと思いますがしかし、泣いて癒されるというのは古今東西にたくさんあることなのでそんなに否定するもんでもないと思います。
泣くっていうのは「わけがわからないぞ！」の一つだと思います。感動して泣く。論理で泣くわけではない。論理が「わけのわかること」、論理を超えたものに触れたというのの証拠の一つの形態が「泣く」ということだと思います。
前置きが長くなりました。（と言いながら次も前置きの続きのような気も少ししますが続けます。）
で、その「ギャルゲ」で「泣きゲー」な『AIR』『クラナド』『リトルバスターズ！』という一連のゲームにはもう一つ共通項があります。
それは、「死」の影が色濃く漂っている、ということです。（ネタバレになるので多くは言いませんが、でも、そういうニオイがします。）
そのことに脚本家の麻枝准本人も気づき、かつ自分がストーリーテリングをする上でどうしても脱却できない、むしろ本来的な特質であるということも自覚しているようでもあります。
そのような、いわば開き直った麻枝准が、もう「泣きゲー」的な感動の引き出しが完全にすっからかんになったと自覚した時に、ある人から「アニメをやりましょう！」という打診があったそうです。
出るべきモノは出尽くしたから絶対に無理だと思ったのに、今はこうしてアニメが始まる段階になっている、不思議なもんですねえ、的な番組が流れました。
で、その番組をわたし2話まで見ました。
舞台が、のっけから「死後の世界」でした。
死後の世界で高校生が「天使」に刃向かって戦っています。
なんだいそりゃ。（＾▽＾；）
「来世」とか「輪廻」とか言った口が渇かないうちに「天使」とか「神」とか言う。そして大事なのは「成仏」でもあるらしい‥‥。タスケテ。（「天使」はオープニングでピアノを弾く。むちゃくちゃうまい）
死後の世界なので、誰も死なない。この世だと死んでるようなことをされても、やがて回復する。
（‥‥それって地獄じゃん、鬼に痛めつけられて死んじゃっても、風が吹いたらひらひら戻って、また痛めつけられるっていう。生と死の狭間じゃなく歴とした地獄じゃん。）
少しでも仏教を知っていれば、っていうより少しでも特定宗教の語る世界観を知っていれば違和感バリバリの、むちゃくちゃな世界観から作られた、麻枝准的な世界の中で、死んでしまったらしい高校生たちが、何か一生懸命している。
根底に「死」を感じさせる一連の「泣き」ゲームやアニメを経験してきた者が、麻枝准ブランドの別のアニメを欲している、だからこのアニメを見る。
‥‥これはつまり、現代の一部の人たちが違和感なく受け容れている世界観について研究するための、格好の題材なのではないだろうか。
ということで今わたしが本気で夢想しているのは、今後の自身の宗教的な活動を考えていく上で、『Angel Beats！』のDVDなりBlu-rayなりを「教材」あるいは「題材」として入手するのは必要ななことなので、「経費」みたいなもので落とせるんじゃないか？
ということであります。
実際、ここまで「死」をあっけらかんと、でもきっちり描くつもりだよ！というスタンスで展開されるアニメをわたしは知らない。これはあらゆる意味で画期的なアニメなのかも知れない、と思っています。
にゃ。
まあ「経費」で落とすのはきっと無理だろうけど、こんな言い訳を思いついてしまうくらいに欲しいと思ってるってことではあるわけだから、わたしも買っちゃおうかなあ。
さておき。
第三話では「昇天」という言葉が出てくるそうです。ムチャクチャです。成仏なのか昇天なのかはっきりして欲しいものです。
いや、はっきりしなくても、わたしが生きていればそれで良いわ、というセリフが聞こえてきました。いやあなた死んでるから、設定上。
ということで、おやすみなさい。
企画して脚本を書いてるのは「麻枝准」（まえだじゅん）という人です。アニメやゲームの二次元的なモノに造詣の深い人でも、ジャンルが異なれば知らない人は知らない人だと思います。代表作は『AIR』『クラナド』『リトルバスターズ！』です。（みんなkeyという会社から出てる。一部アニメ化もされてます。）ましてや二次元がダメな人はまったく知らないでしょう。
っと。
共通項は「ギャルゲ」（女の子を後略していくゲーム。たいていは付き合うことがゴール）です。かつ、「泣きゲー」（やってるうちに泣いてしまうゲーム・泣くためにやってるような気が時々するゲーム）でもあります。
泣きゃあ良いってもんではないし、泣かないでも楽しめるのでこの呼び方も正直どうかと思いますがしかし、泣いて癒されるというのは古今東西にたくさんあることなのでそんなに否定するもんでもないと思います。
泣くっていうのは「わけがわからないぞ！」の一つだと思います。感動して泣く。論理で泣くわけではない。論理が「わけのわかること」、論理を超えたものに触れたというのの証拠の一つの形態が「泣く」ということだと思います。
前置きが長くなりました。（と言いながら次も前置きの続きのような気も少ししますが続けます。）
で、その「ギャルゲ」で「泣きゲー」な『AIR』『クラナド』『リトルバスターズ！』という一連のゲームにはもう一つ共通項があります。
それは、「死」の影が色濃く漂っている、ということです。（ネタバレになるので多くは言いませんが、でも、そういうニオイがします。）
そのことに脚本家の麻枝准本人も気づき、かつ自分がストーリーテリングをする上でどうしても脱却できない、むしろ本来的な特質であるということも自覚しているようでもあります。
そのような、いわば開き直った麻枝准が、もう「泣きゲー」的な感動の引き出しが完全にすっからかんになったと自覚した時に、ある人から「アニメをやりましょう！」という打診があったそうです。
出るべきモノは出尽くしたから絶対に無理だと思ったのに、今はこうしてアニメが始まる段階になっている、不思議なもんですねえ、的な番組が流れました。
で、その番組をわたし2話まで見ました。
舞台が、のっけから「死後の世界」でした。
死後の世界で高校生が「天使」に刃向かって戦っています。
なんだいそりゃ。（＾▽＾；）
「来世」とか「輪廻」とか言った口が渇かないうちに「天使」とか「神」とか言う。そして大事なのは「成仏」でもあるらしい‥‥。タスケテ。（「天使」はオープニングでピアノを弾く。むちゃくちゃうまい）
死後の世界なので、誰も死なない。この世だと死んでるようなことをされても、やがて回復する。
（‥‥それって地獄じゃん、鬼に痛めつけられて死んじゃっても、風が吹いたらひらひら戻って、また痛めつけられるっていう。生と死の狭間じゃなく歴とした地獄じゃん。）
少しでも仏教を知っていれば、っていうより少しでも特定宗教の語る世界観を知っていれば違和感バリバリの、むちゃくちゃな世界観から作られた、麻枝准的な世界の中で、死んでしまったらしい高校生たちが、何か一生懸命している。
根底に「死」を感じさせる一連の「泣き」ゲームやアニメを経験してきた者が、麻枝准ブランドの別のアニメを欲している、だからこのアニメを見る。
‥‥これはつまり、現代の一部の人たちが違和感なく受け容れている世界観について研究するための、格好の題材なのではないだろうか。
ということで今わたしが本気で夢想しているのは、今後の自身の宗教的な活動を考えていく上で、『Angel Beats！』のDVDなりBlu-rayなりを「教材」あるいは「題材」として入手するのは必要ななことなので、「経費」みたいなもので落とせるんじゃないか？
ということであります。
実際、ここまで「死」をあっけらかんと、でもきっちり描くつもりだよ！というスタンスで展開されるアニメをわたしは知らない。これはあらゆる意味で画期的なアニメなのかも知れない、と思っています。
にゃ。
まあ「経費」で落とすのはきっと無理だろうけど、こんな言い訳を思いついてしまうくらいに欲しいと思ってるってことではあるわけだから、わたしも買っちゃおうかなあ。
さておき。
第三話では「昇天」という言葉が出てくるそうです。ムチャクチャです。成仏なのか昇天なのかはっきりして欲しいものです。
いや、はっきりしなくても、わたしが生きていればそれで良いわ、というセリフが聞こえてきました。いやあなた死んでるから、設定上。
ということで、おやすみなさい。
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