タイトルが決まらない。

いま、とあるご法話の原稿を書いています。人前で話すためのご法話やテレホン法話の原稿を書いているのではなく、文書で公表されて完結する予定のご法話の原稿を書いています。

何度目かの更新とわたしなりの推敲が終わって、ああ、これで良いのかな？　と思える段階を迎えました。しめきりまでもうわずかな現時点ではこれ以上このご法話は良くも悪くもならないんじゃないか。……意図的にてにをはを入れ替えるなどすれば悪くなるけどそんなことはしないし。とにかくもう打ち止めというか、やるだけのことはやった感がある。……内容はともかく。

そして、タイトルを決めようと思っているのです。
それが、なかなか降りてこないのです。
さほど、新しい何かが出てくるような内容ではないと思います。
しかし、しっくりくるタイトルが欲しいのです。
なのに、何も浮かばないんです。
だから、コマッテイマス。
それで、こうやって書いています。

冒頭にラグビーが出てくるので（なぜって？　教えないyo！）「楕円球に愛をこめて」とか、最近CMにラグビーの選手が出てきて「すっごくいも」って言ってるのが面白いのでそれをそのまま使うとかほとんど関係ないタイトルを考えついたりしていますがさすがにそれはないとわたしでも思う。

内容はいちおう信心をテーマにしたご法話だから信心も使いたい気が少しある。でも「信心について」とか「信心って何？」とかだと、なんか、問題はないんだけど、何かしっくりこない。「楕円球と信心」だめだ。「すっごく信心」だめだ。「願いと信心」うーん、そうなんだけど。

あ。

「荒ぶる信心」。

ラグビーっぽい。信心が主語のようになっていて活動的な雰囲気がある。わたしが信じるのではない、荒ぶる信心がはたらくのだ。そこはかとなく攻めてる感じもある。……決めた。

（印刷されて手元に届いたときもわたしは今のこのテンションを維持しているだろうか。）