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「一心」他力と自力 [法話]

ご法話をアップしました



「世尊我一心 帰命尽十方 無碍光如来 願生安楽国」
天親(世親)菩薩『浄土論』の一節です。

ご讃題は

天親論主は一心に
 無碍光に帰命す
 本願力に乗ずれば
 報土にいたるとのべたまふ
(親鸞作『高僧和讃』天親讃より)です。

ご和讃の「天親讃」で親鸞聖人は「一心は他力である」旨をあきらかにされます。この場合の「一心=他力」は往生浄土に限った話です。他の世間的な局面で用いられる言葉としての「一心」は、往生浄土の際の他力か自力かという問題とは一切関係のない「一心」です。

……というようなことを、ぐるぐるぐるぐる、一生懸命に語っています。もうちょっと整理して語ればもうちょっとわかりやすくなるんじゃないのかなあと、話したあとで聞いて感じています。

往生浄土とは関係ない、人生の多局面で必要な「一心に何かに打ち込むことの大切さ」というのを味わう際にYOASOBIの『アイドル』を例として持って来ています。宮崎駿の最新作の話もしています。無理矢理ですよね。そして良いですよね『アイドル』。今のところぜんぜん歌えそうにありません。『祝福』は(聞いてくれるかも知れない人のことを考えなければ)かなり歌えます。

毎月1日と16日に「あさまいり」のご法話をしています。それをアップするので、1日以降と16日以降の更新が多くなります。よろしくお願いします。

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