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別れは突然。 [時事ネタ系]

今日は寂しい・悲しいことが2つ重なりました。

1.
1つは、大学の時に所属していたサークルが解散したことです。今年の3月31日付けでした。

サークルながらわたしが所属していたころは「準公認」みたいな肩書きがついてました。名称も「早稲田大学教育学部国語国文学会」。通っていたのは「早稲田大学教育学部国語国文学科」。公認サークルは部室が確保されるのだけど、非公認サークルは部室の確保が最初の課題。入っていたのは「8号館」の地下。ちかぢか解体されるので部室が危ない!と言われ続けているうちに卒業してしまった。その後8号館は本当に解体・改築されたのだけど、そのときに何かうまいことが起きて、公認サークルっぽくなったか本当になったかして、部室がどこかに確保されることになり、その後の存続も安泰となっていたらしい。
のだけれど、2020年から新型コロナウイルス感染症が蔓延して、その影響の下で解散となるようです。

サークルでは「ゼミ」のようなことをしてました。というかほぼゼミです。各部会に分かれ、古代~現代の国文学作品を担当者が指定、全員が読んで参加、担当者が切ったレジュメにそって話し合う。児童文学部会と近現代詩部会、国語学部会、演劇を觀る会、もありました。
こじらせぎみの文学好きにはたまらないサークルでした。
対面でやるのが原則というかそれ以外ちょっと難しい感じなので、リモートが原則になるとちょっと存続は難しいかなあと思いました。今までそれでもがんばっていた現役の方々にはありがとうというかなんというか、頑張ってたんだなあという感想です。

春には新歓合宿、夏には本合宿があり、合宿と追い出しコンパでは校歌と人生劇場を歌うのが「伝統」。伝統って言っても入ったころには再建されてたかだか20年でした。でも校歌が歌えて良かったです。
何組か結婚してる人たちもいます。わたしは片思い以外には何もなく終了。恋とは関係なくいろいろかなり頻繁に思い出すことが多いサークル。

それが解散する、というか3月31日づけで解散したそうです。さみしい。

2.
もう一つは、藤丸の閉店が決まったことです。

藤丸(ふじまる)は帯広にある老舗のデパートです。子どもの頃からあります。というか1900年創業だそうなので1971年生まれのわたしが子どもの頃じゃなくはるかそれ以前からあります。
子どもの頃に現在地の現在の建物になりました。「3月1日、新しく」というコピーがTVCMで流れていた。バブルのずっと前。100均なんかなかったころ。映画は入れ替えじゃなく同時上映があることが多かった。外の見えるエレベータが十勝では初めてついた。
ごくごく近くにヨーカドーがあって、スーパーとデパートが刺激し合っていたんだと思う、どっちもにぎわって繁盛していた(んだと思う)のが、バブル前。

なんか良いものをおみやげにするなら藤丸、という感じ。定価販売なので高いけどモノは良いものばかり。こどもがうまれて、お祝いをくださった方に送るお礼も藤丸でお願いした。こういう買い物は最初で最後かもと思っていたら閉店だからホントに最後になりそう。

北海道チーズフェアとか、各種物産展とか、ものすごく頑張っていたのにな。
ただ大学のころに帰省してきて、あまりの客の少なさに友だちと「藤丸大丈夫なの?」と挨拶がわりに言ったりしていた。あれから30年。よくもったと思う。すばらしい。

こどもの好きなひじきのふりかけは藤丸でしか買えないんだがなあ。
なぜかはわからないが「よいとまけ」がいつでも買えた。場所違うのに。

しかしここ何年か、「えっ?」と思うようなテナントが撤退していた。六花亭が撤退したのは本当にびっくりした。あのときも「藤丸大丈夫か?」と思った。たしかに六花亭本店と目と鼻の先だからあるのが不思議な気もしたけど、藤丸の六花亭にいく人に聞いたら「藤丸に用事があるときに六花亭行こうと思ったら地下にあって便利だから」という理由だった。なるほど、完結していたのだ。

とにかくさみしいです。道東唯一のデパートなのに。

別れは突然ですね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c2df3f05d05b06afaca2ecacdb079e4dc30cd48b
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