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あさまいりのご法話 2022年9月16日 「虹がかかった」 [法話]



エリザベス女王が亡くなられたとき虹が出たそうです。プリンスが亡くなったときもペイズリーパークに虹が出たそうです。
曇鸞大師が亡くなられたとき「霊瑞」という不思議な現象が起こったそうです。お浄土がこちらに出張してきたような現象です。親鸞聖人のお師匠さまである法然聖人が亡くなられたときも同様で、紫色の雲がたなびき、良い香りがして麗しい音楽が聞こえてきたそうです。

わたしたちの親鸞聖人が亡くなられたときは、何も起こらなかったそうです。

何も起こらなくて良いんですよ。亡くなり方は問われない。それが浄土真宗です。しかし何か良い感じのことが起こったと聞いたら「それはよかったなあ」と思いますよね。でもそれは、「いいなあ」と思うだけ、くらいが良いと思います。わたしがどうこうできるものではないことですし、目指すものではないです。よね。

六十有七ときいたり
 浄土の往生とげたまふ
 そのとき霊瑞不思議にて
 一切道俗帰敬しき
親鸞作 高僧和讃 曇鸞讃

ピントがずれててすみません。……えっ? いや、ご法話の内容が、ってことではなく、カメラのピントがホワイトボードに当たっていて(結局何も書かなかった)、それでわたしがブレブレのモヤモヤにうつっております。ご寛恕ください。

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いし、かわら、つぶてのごとくなるわれらなり。 [法話]

新ひだか町、崇徳寺ご住職、忍関崇師のご法話です。
2022年9月9日、妙法寺常例です。



「いし、かわら、つぶてのごとくなるわれらなり。」
という言葉は、親鸞聖人の『唯信鈔文意』に出て来ます。
しいたげられ生き辛さを抱えて生きている人のことで、その人たちを「かれら」と言わず「われら」と仰って、そこに阿弥陀仏の救済の中心があることを語っている文章です。
そのこころを味わいながら、浄土真宗を生きるとはどういうことか、ていねいにわかりやすくお話してくださいます。

よろしかったら、お聴聞ください。
なんまんだぶ。
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知ることは変わること あさまいり法話 [法話]

ご法話をアップしました。2022年9月1日です。

「知ることは変わること」



知識が増えていくと行動や発言や考えが変化していきます。
それを「知ることは変わること」と表現しました。
うまくいったのだろうか。

毎朝のおまいりでは「正信偈」をいただいて、ご和讃を繰り読みしています。繰り読みは53日で1周します。
月に2回の「あさまいり」のご和讃も繰り読みのままでやっているので、たまに読み方が難しかったりします。今回は言葉も難しかった、けれど、言葉が難しくても文脈から意味が何となくわかることもあります。「塵点久遠劫」という言葉も、わからないながら「途方もなく長い時間」という内容であろうことは文脈から何となくわかっていたので今までずっとすっとばしてました。が、今回初めてあらためて意味にアクセスして、「うわあこの譬喩意味ワカンネ!」とすごく感動したので、紹介させていただきました。

では、よろしくお願いします。
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